自動巻きと手巻きが持つそれぞれの魅力

機械式時計の仕組みとは

時計を動かす仕組みには、自動巻き式や手巻き式などがありますがどちらもぜんまいを動力にして機械式時計の中のパーツを動かしています。時計の中を見るとカチカチと正確に動くいくつもの歯車がありますが、時計の中は大きな歯車の一番車(香箱車)から小さな四番車までの大きさの異なる4つの歯車と、ハリを動かすガンキ車やアンクル・テンプでムーブメントができています。この歯車を動かしているのが一番車(香箱車)に収納されているぜんまいになり、リューズを巻くとぜんまいが元に戻ろうとする動きにより一番車→二番車→三番車→四番車の順に動力を伝えていきます。歯車によって生まれた動力をガンキ車やアンクル・テンプなどで調整して長針や短針、秒針を一定の速度で動かしています。

自動巻きと手巻きの魅力

機械式時計は複数の歯車や部品の動きが複雑に繋がり動くことで、狂いのない正確な時間を刻むことができますが、その動力を与えるためにはぜんまいが必要になります。自動巻きの場合ムーブメントが厚くなってしまいますが、腕に付けている間は自動でぜんまいが巻き上がる構造になっているので、時計が止まることがないのが最大のメリットです。また、自動巻きはさまざまなブランドから発売されているので、デザインの選択性も広くなっています。

手巻きは、自動式のようローターが必要ないのでムーブメントが薄く、腕になじむフィット感を楽しむことができますが、ぜんまいを巻くのを忘れると時計が止まってしまったり、ぜんまいの巻き終わり頃には時間の精度が狂いやすくなったりするデメリットもあります。けれど、時間が不正確になったり、毎日ぜんまいを巻きなおさなくてはいけなかったりする所に温かみを感じる手巻きの機械式時計のファンも多くいます。